トムス(TOM’S)
「トムス(TOM’S)」は、2006年にアメリカ人の旅行家ブレイク・マイコスキーによって設立されたアメリカ、カリフォルニア発のシューズメーカーです。
トムスについて
設立者のブレイク・マイコスキーがアルゼンチンを訪れたときに、子供たちが靴を買うお金がなくて裸足で生活をしている姿を目の当たりにしたことがきっかけでトムスが立ち上げられました。
トムスの最大の特徴は、「One for One」というコンセプトです。
こちらのコンセプトでは、一足の靴を購入するごとに途上国の子供たちに新しい靴が一足プレゼントされるようになっています。募金ではなく靴を買うことで子供たちの支援ができるというスタイルは、設立当初から世界中で注目され、現在も変わらず大きな支持を受けています。
このほかトムスのシューズが世界中で愛用される理由は、いろいろなデザインとカラーバリエーションに加え、その履き心地の良さといわれています。
アルゼンチンで製造をしているトムス製品は、インソールに麻やジュードといった素材を編み込んであるため、履き心地の良さや軽量化の面で長けています。
トムスのアイテムはシグネチャーシューズである「トムスシューズクラシック」のほか、ブーツやウェッジタイプの靴、パンプスなどがあります。さらに、シューズ以外にもアパレルやバッグ、サングラス、キッズ向けアイテムなども多く展開しています。
日本国内では、トムス直営店や正規取扱店、2013年からは公式オンラインストアがオープンしています。
トムスの正規品・コピー品の見分け方
◎バーコードの有無をチェック
海外のトップモデルやハリウッドスターをはじめ、日本国内でも人気があるトムスはコピー品も多く出回っています。なかでも人気アイテムのシューズは、直営店や正規取扱店以外で購入するときには十分気をつけたほうが良いでしょう。
正規品のシューズを購入すると必ずパッケージの箱がついてきます。箱の外側には「バーコード」が書かれたステッカーが貼られていて、箱の中にも検品済みの証である消印が押されています。
コピー品の多くにはこのバーコードがない、もしくはパッケージがついていないということがあるのです。そのほか、正規品には箱と同じくシューズについているタグにもバーコードが記載されています。タグが空欄で何も書かれていないようなときには注意です。
◎ブランドロゴをよく確認する
履き心地の良さやデザインの豊富さで人気を集めるトムスのシューズは、世界中で愛用されるブランドに成長した反面、コピー品が増えてしまったことも事実です。
トムスのコピー品に多い特徴として、シューズのインソールに書かれた「ブランドロゴ」が薄くて、字がはっきりしていないという特徴が多く見受けられます。
正規品はどれもブランドロゴがしっかり記されているので、にじんだり、簡単にロゴが消えたりすることはないでしょう。