金買取の方法（1）店頭買取をするときの主な流れについて

金買取をしたいと思ったときには、どういった方法で金を買取りしてもらうおうかと悩むところです。

金買取サービスを取扱っている業者には、今回ご紹介する「店頭買取」をはじめ、「宅配買取」や「出張買取」などがあります。

今回は、金や金製品を店舗に持ち込み査定を受けて、買取ってもらう店頭買取の流れについて少しご紹介します。

金を買取りしているお店によっては、店舗に金や金製品を持っていくまえに「受付けと申し込み」をする日時の事前予約が必要なこともありますので、お店のホームページや電話から確認をとっておくと安心です。予約してからいくと待たされることなくすぐに対応してもらえるのも嬉しいところです。

事前予約が必要でないお店であれば、即日でも受付けと査定の申し込みをすることができます。リサイクルショップなど、金以外にもいろいろなアイテムを買取っているような業者は買取り手続きに時間がかかることも多いので、待たずにすぐ申し込みをするためには事前に予約をしてからお店に入るのがおすすめです。

また、店頭申し込みをするまえにはそのアイテムが事前に取扱い可能なモノなのかを確認しておくとさらに良いでしょう。金買取サービスで正式に買取りを決めたときには、運転免許証やパスポート、保険証といった本人確認書類が必要になりますので、忘れずに持っていくようにしましょう。

金の買取査定の申し込みが完了すると、早速「査定」がはじまります。

プロの鑑定士が依頼者の目の前で査定するのが一般的ですが、まれに部屋の中に入って査定をするような業者がありますので気をつけましょう。見えないところで査定されて、重量を誤魔化されてしまうリスクも少なからずあるからです。

査定には、だいたい５分～10分ほどかかることが多いようです。

買取査定は無料サービスとしているお店が多いので、まずは査定金額がどのくらいになるのかを確認するために一度査定に出してみるのも良いですよね。

査定が完了したあとは、鑑定士から「査定金額の提示」を受けて、いろいろと説明を受けます。

このときに、提示された金額や鑑定内容について詳しい説明を受けていますので、分からないことや疑問に思ったことはもう一度聞いて、もし査定金額に納得がいかないようなときには交渉をしてみるのもいいでしょう。

鑑定に自信を持っている鑑定士のなかには、査定金額の交渉には一切応じないこともありますが、その一方でお客さまに納得してもらえるように査定金額を決めた基準や要因などを詳しく説明してくれるはずです。

鑑定士からいろいろと説明を受けて納得できる内容であれば、そのまま買取りの最終手続きに入ります。

もちろん、査定内容に納得できなければ無理に買取ってもらう必要はないので、そのときは丁重に断りましょう。

査定金額や鑑定士からの説明に納得がいったときには、その場で「買取り依頼」をします。

買取りが決まるとお店が指定している申込書に必要事項を記入して、持参した本人確認書類のコピーを提出し「買取成立」となります！

買取価格の支払い方法は、おもに「現金払い」が一般的です。金製品は買取価格が非常に高額になる可能性があるため、買取価格によっては「銀行送金」になることもあります。申込書の記入や必要書類の提出がスムーズに行われれば、現金払いのときは「その場」で買取価格を受け取ることができます。

初心者では見た目だけでは判断できない金の特徴や劣化などがあります。プロの鑑定士が目のまえにいる「店頭買取」では、気になることはすべて質問をして後悔のない金買取にすることが大切です。

今回は店頭買取の流れについて簡単にご紹介しましたが、はやいときには全ての流れが30分以内に終わることも多いようです。家の近くや会社の近くなどに店頭買取サービスを受付けている金買取業者があれば便利に使っていきたいですね。