金買取の方法(2)宅配買取をするときの主な流れについて
金買取を利用する方法には「店頭買取」のほか、「宅配買取」や「出張買取」があります。今回は、家の近くに金の店頭買取しているお店がない、時間のなくてお店にいけないというときに便利な「宅配買取」の流れについてご紹介します。
目次
① 金買取の申し込みをする
宅配買取サービスの金買取ではじめにすることが、買取業者のホームページや電話、メールから「宅配買取の申し込みをする」ということです。
申し込みをしたあとには、業者専用の「宅配キット」と呼ばれる梱包材が自宅に送られてくることがあります。査定を依頼する業者によって申し込み方法がちがいますので、事前に確認しておきましょう。
本物の金であれば高価買取が予想されるので、申し込みをせずに業者に送りつけるのはトラブルの原因にもなるので気をつけましょう。
② 査定してもらう金を梱包して業者に発送する
申し込みが完了したあとは、業者から送られてきた宅配キットや自分で用意した梱包材を使って査定品をしっかり「梱包」します。
自分で用意した梱包材で金製品を梱包するときは、破損や紛失といったトラブルがないように頑丈に梱包するようにしましょう。
梱包する箱の中には査定品だけでなく、業者のホームページなどでダウンロードできる申込書に必要事項を記入したうえで同封します。そのほか、本人確認のための身分証明書のコピーもいっしょに同梱するのをお忘れなく。申込書を記入するときには、送付するモノの数量の間違い、記載漏れなどがないように注意しましょう。
査定品や申込書、身分証明書のコピーを梱包したあとは、早速業者に「発送」します。通常の宅配業者からも発送が可能ですが、業者によっては宅配業者を指定していることもあるので確認しておきましょう。そして、発送後に受け取るお客様控えは必ず保管しておきましょう。
③ 金が業者に到着して査定が開始される!
発送した査定品が無事に業者まで到着すると、確認の連絡が電話やメールで届きます。
そのあとはプロの鑑定士により速やかに「査定が開始」されます。査定は短時間で済むので、査定品が業者に到着してから即日で査定完了の連絡が入ることもあります。査定が完了したあとは「査定完了のお知らせ」がお店側から依頼者に入るようになっています。
④ 査定金額の提示と説明を受ける
査定が完了したあとは、査定金額の説明や鑑定内容について詳しい説明を受けます。
このときに分からないことがあれば、なんでも遠慮なく聞いておくようにしましょう。査定金額に納得できないようなときは値段の交渉をしても良いですし、場合によっては買取を成立させるまえに断ることもできます。
宅配買取をしている業者によって、「キャンセル規約」がちがいます。
一般的には、宅配買取でも査定後のキャンセルが無料で可能なことが多いようです。しかし中には、買取キャンセルは不可、キャンセルしたときには査定品を着払いにて返送といったこともあります。キャンセル規約については事前に各業者に確認をしておきましょう。
⑤ 買取成立~買取価格の支払いを受ける
金の買取価格や鑑定の内容に納得ができたら、正式な「買取成立」になります。
宅配買取は店頭買取とはちがい、買取価格の支払いは「銀行振り込み」が一般的です。事前に送った申込書の中に銀行口座などの記入欄がありますので、忘れずに記入しておきましょう。
手続きが早い業者であれば、買取りが成立した日に即日で振り込みが完了することもあります。流れのタイミングによっては、土日や祝日明けに振り込みになることもありますので、急ぎで買取価格を受け取りたいときには早いうちから宅配買取にだすようにしましょう。
これまでの金買取は、店頭買取や出張買取が一般的な買取方法でしたが、最近ではどこからでも簡単に申し込みや発送ができるという理由から「宅配買取サービス」が注目されています。
だれと顔を合わせることなく手続きが進められること、遠方にお住まいの方でも気軽に利用できることなどに大きな魅力を感じている方が多いようです。