「カルティエ（Cartier）」は、1847年に設立されたフランス、パリ発祥の高級ジュエリー・時計ブランドです。
世界5大ジュエラーと呼ばれるハイジュエラーのなかに、カルティエが含まれています。
カルティエについて
マスタージュエラーの称号を持つルイ・フランソワ・カルティエが、カルティエを設立しました。すでにそのときから王族や貴族に愛されて止まないジュエリーを制作してきた老舗ブランドです。
英国の国王エドワード7世からは、「王の宝石商、宝石商の王（the jeweller of kings and the king of jewellers）」と称えられ、今でも語り継がれています。
つねに斬新で先を見据えたジュエリーを生み出してきたカルティエは、ほかのブランドに先駆けてプラチナをダイヤモンドジュエリーに取り入れたことでも有名です。
最高峰の宝石職人が繊細に作り上げるカルティエの指輪は、世界をはじめ日本国内でも結婚指輪として人気があり、永遠の輝きと美しさを感じさせるほどです。
カルティエでは、ジュエリーのほか時計や革製品、ライターなどのアイテムも取扱っています。
カルティエの正規品・コピー品の見分け方
◎結婚指輪は直営店で購入するのがベスト
人生で最も大切な日でもある結婚式でカルティエの指輪を交換するのであれば、やはりカルティエの直営店、または正規代理店にて購入すると安心です。価格が安いからと半額以下の指輪を買ってしまい、あとでそれがコピー品だと分かったときのショックは計り知れません。
正規品であればアフターサービスも受けられますし、安心して購入ができるでしょう。
直営店以外の場所で安く購入したカルティエの指輪は、見ただけでは分からないほど巧妙にコピーされています。レベルの低いコピー品であれば刻印の有無で正規品か否かを判断できますが、高いレベルの製造法で作られたコピー品はプロの鑑定士でないと見分けがむずかしいほどです。
カルティエの指輪は、宝石職人が巧みな技で丁寧に作り上げていくため、接着剤のはみ出しや模様によって彫りの鮮明さが違うといったことはまずありません。正規品の繊細なデザインや永遠の美しさは、どれだけ巧妙に真似をしたコピー品でも敵うことはないのです。
◎時計の重量感や刻印を確認
カルティエではジュエリーのほか、時計も非常に人気があります。
コピー品のカルティエ時計は、金属のベルト部分が薄くできていることから手に持ったときの重量感が軽いことが多いようです。
正規品は腕に装着したときの締め付け具合に安定感があり、肌触りもとても良いとされています。正規品とコピー品をくらべると、重量や見た目の印象が大きく異なるでしょう。
カルティエで初めて販売した時計にサントスというモデルがあります。このモデルは、文字盤にCARTIERと刻印があります。すべてのモデルに刻印があるわけではありませんが、刻印が必ずあるモデルを購入するときには刻印の有無をよく確認するようにしましょう。