「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」は、1946年に設立したフランス、パリ発祥のファッションブランドです。
クリスチャン・ディオールについて
クリスチャン・ディオールの設立者はブランド名にもなっている、デザイナーのクリスチャン・ディオール氏です。
53歳の若さでこの世を去った設立者自身がブランドに携わったのは非常に短い期間でしたが、その限られた時間でフランスのファッション界で自身のブランドをトップにまで発展させた偉業はいまでも広く語り継がれています。
クリスチャン・ディオールは、設立から半世紀以上が経った現在まで、今や世界的に有名になったイヴ・サンローランやジョン・ガリアーノといった名立たるデザイナーが引き継いできたことでも有名です。
そして、クリスチャン・ディオールが展開するアイテムは多岐に渡り、レディースやメンズのウェアをはじめ、バッグや財布、化粧品、香水、アクセサリー、ジュエリーなどを幅広く展開しています。
クリスチャン・ディオールの正規品・コピー品の見分け方
◎人気の香水に気をつける
クリスチャン・ディオールのなかで、とくに女性に人気のアイテムが「香水」です。
正規品とコピー品では香水が入れられている瓶や箱、それにブランドロゴなどに違いがあることが多いようです。
正規品をみると見分けやすいのですが、コピー品の箱は安っぽくて、プリントされている字体も薄く擦れていることがあります。
人気の香水に関しては、香水の液体が入った瓶の容器にうっすらと刻印や文字が書かれていることがあります。瓶がそっくりなものであっても中身の液体だけが変えられていて、開封したと同時に異臭がするときや使って数日しか経っていないのに香りが変わってきたときにはコピー品である可能性が高いです。
◎ギャランティーカードを保管
正規品とコピー品を見分けるために、正規品のクリスチャン・ディオールを購入したときには付属されている「ギャランティーカード」と呼ばれる「保証書」を大切に保管しておきましょう。
高いレベルで製造されたコピー品は、ギャランティーカードも精密に作られているため、プロの鑑定士でないと見分けがつかないこともあります。
購入した製品に初期不良が発生したときには、ギャランティーカードを持参することで返品が可能です。しかし、コピー品を販売するような店やショッピングサイトでは、さまざまな理由をつけては返品を一切不可としていることがあります。
◎バッグのタグの擦れに注意
ほかのブランドにくらべると、バッグのコピー品は少ないとされているクリスチャン・ディオールですが、まれにコピー品があるので注意が必要です。
簡単に見分けができる方法としてはバッグに付いている「タグ」に着目しましょう。タグに書かれている内容やブランドロゴはまったく同じものであっても、インクが薄くてこするとすぐに落ちてしまうようなものはコピー品であるといえるでしょう。