「シャネル(CHANEL)」は、世界的に有名なファッションデザイナー、ココシャネルが設立したフランス、パリ発のファッションブランドです。
帽子店として始まったシャネルですが、その後はオートクチュールのドレスや香水、アクセサリー、時計、化粧品などのジャンルを開拓していきました。
シャネルについて
リトルブラックドレスと呼ばれる黒を基調としたシャネルの服は、藻服が中心であった黒の印象を大きく変える斬新なファッションとして大きく注目されました。
ココシャネルが作り上げたシックでモノトーン調の定番スタイルは、昔も今もなお世界中の女性から支持を受け愛され続けています。
1920年代にはシャネルの香水「N°5」が発表され、香水市場において絶代な地位を築きました。シャネルのブランドポリシーは古い価値観にとらわれない女性像であり、定番スタイルを守りつつも新しいジャンルのデザインも多く発表されていることが特徴です。
シャネルの正規品・コピー品の見分け方
◎直営店で鑑定してもらう
時代に左右されないシャネルのデザインは、今もなお世界中の女性たちを虜にしています。ほかのブランドと比べてもコピー品の流出が激しいとされるシャネルですが、直営店であれば正規品であるかどうかの鑑定が可能です。
日本で購入した製品をはじめ海外で購入した製品であっても、正規品であれば日本国内にて修理やアフターメンテナンスのサポートを受けることができます。
シャネルの直営店に製品のメンテナンスを依頼して、万が一修理不可となったときにはコピー品である可能性が高いといえるでしょう。正規品であることを証明するためにはギャランティーカード(保証書)があると一番良いのですが、もし紛失してしまった場合でも正規品であればサポートが受けられるようになっています。
◎チェーンやタグを確認
見た目だけでは正規品かコピー品かの区別ができないようなアイテムは、鑑定のプロでないと判断がつきません。しかし、バッグやハンドポーチなどについている「チェーン」や「タグ」を観察すると、場合によっては素人でも違いに関して見分けがつくことがあります。
たとえばチェーンは、正規品とコピー品では長さや重さが若干異なります。それに、形やデザインなどが大きく違っていることがあります。タグには製造番号が記載されているのですが、「R」のマークが書いていないときには注意です。
◎香水の容器を確認
バッグやウェアのほか、香水のなかにもまれにコピー品が混ざりこんでいます。
パッケージの箱や袋が正規品とはちがい雑な作りであること、ブランドロゴの字体や太さ、線の長さ、刻印の鮮明さなどに違いがあります。
香水の本体は、容器の底や幅が正規品よりも分厚いこと、開封してから数日使っていると香りが変わってくるようなケースはコピー品である可能性を疑ったほうがいいでしょう。