「セリーヌ(CÉLINE)」は、セリーヌ・ヴィピアナが創立したフランス、パリ発祥のファッションブランドです。
1945年の創立当初は職人の手作りによる子供向けの皮革靴専門店でしたが、徐々にブランドの名が広まり、子供靴以外にもレディース用のシューズ、香水、アパレル、ハンドバックなどのアイテムを展開するまでになりました。
セリーヌについて
セリーヌでは、1967年からはプレタポルテコレクションを開始しています。
その後一時ブランドが衰退しますが、米国のファッションデザイナーであるマイケル・コースをチーフデザイナーに抜擢したことから世界的な名門ブランドとして快進撃を遂げました。
その後は元クロエで活躍したフィービー・フィロをチーフデザイナーに迎えて、現在もスタイリッシュでモダンなバッグをメインに話題を集めています。
日本国内ではとくに20代~30代の女性に人気があるブランドであり、フォーマルスタイルにもカジュアルなスタイルにも合わせやすいと定番のおしゃれアイテムとなっています。
セリーヌの正規品・コピー品の見分け方
◎色や刻印をみる
セリーヌのコピー品は「色や刻印」を正規品と比べてみると見分けやすく、よくみると色合いや刻印のフォントがまったく違うということがあるからです。
バッグのアウトサイド部分にばかり目がいきがちですが、バッグの裏地や底部分などもよく確認することが大切です。同じモデルにも関わらず、正規品とコピー品の裏地では色合いが違う場合が多いからです。
刻印はとても分かりやすい見分けポイントです。購入するときにはすでにロゴが剥がれている、またはこすると色が禿げてくるようなときは注意が必要です。
また、モデルによりブランドロゴの記載方法が違いますが、おもに印刷、または刻印になっているのが一般的です。皮革部分にブランド名が刻印されているモデルに、印刷でロゴが書かれているようなときはコピー品である可能性が高いので注意しましょう。
◎ジッパーの下にはロゴ
セリーヌの定番といえば「ラゲージ」です。
大きさやスタイル、カラーバリエーションも豊富でとても人気があります。ラゲージの内側にはポケットがついているのですが、ジッパーの下にはブランドロゴ(Made in Italyなど)が刻印されています。
ロゴがないときはコピー品である可能性が高いですし、刻印があったとしても雑なフォント、英字のスペルが間違っていることもあるので気をつけましょう。
◎正規品におかしな繋ぎ目はない
セリーヌで人気のバッグはコピー品が多く出回っているようなので注意しましょう。
高度なコピー技術をもつ製品はプロでないと鑑定が難しいのですが、正規品と比べることができれば粗末なコピー品に関しては見分けが可能です。
たとえばチェックし忘れすることが多い部分として、バッグの底に正規品ではありえない「繋ぎ目」があるようなときはコピー品であると考えて良いでしょう。さらに、底に付いているスタッドの金具が正規品とは違う素材を使っているときにも注意が必要です。