「バーバリー(BURBERRY)」は、1856年にイギリス、ロンドンで誕生した老舗ラグジュアリーブランドです。
バーバリーについて
バーバリーは、イギリスを代表する有名ラグジュアリーブランドです。
第一次世界大戦の軍服や冒険家のための防寒具などを手がけてきました。その後はジョージ5世により英国王室の御用達ブランドとして認められ、ファッション業界においてのその立ち位置を確立させました。
日本でも有名なバーバリーチェックのデザインは、1920年代に生まれました。
バーバリーといえばトレンチコートを思い浮かべる人も多いようですが、ウェア以外にもバッグや財布、ネクタイ、シューズ、アクセサリー、化粧品や香水など、幅広く展開しています。
日本国内では、バーバリーの定番アイテムであるトレンチコートのほか、チェックのマフラーが大流行しました。
バーバリーの正規品・コピー品の見分け方
◎値段が安過ぎる製品には注意!
明らかに「値段が安すぎる商品」は絶対に購入しないようにしましょう。
直営店以外の代理店の場合、バーバリーからの仕入れ代金は高くなりますので、定価にくらべて明らかに価格が低くなることはまずあり得ません。
一昔前のコピー品であれば見た目や素材の質感、手に持ったときの重量感など、素人の目でも比較的判断が付きやすいものばかりでした。しかし、最近ではコピー品の製造技術が向上していることから、これまでのポイントだけで正規品とコピー品を見分けるのが大変むずかしくなりました。
そういった現状を踏まえると、バーバリーの直営店や正規代理店以外で購入することは非常にリスクを伴うことを覚えておきましょう。
◎ロゴやタグを確認する
バーバリーは2000年以降、ブランドのロゴをBurberrysから「BURBERRY」に変更しています。近々発売された製品のなかでBURBERRY以外の文字が「タグ」や「ロゴ」に記入されている製品は、そのほとんどが正規品ではないので注意しましょう。
バーバリーのタグにはブランド名のロゴをはじめ、騎士のシンボルマークがはいっています。最近ではマークも精巧にコピーされているため、見分けがむずかしいといわれています。しかし、本物とくらべると絵が雑であること、字に歪みがあることでコピー品だと見分けがつくことがあります。
また、コピー品対策として最近の正規品に付けられるタグは、文字を立体化させているため表面がデコボコになっています。新しく発売された製品で文字が平面で滑らかなときには注意が必要です。
◎アウターウェア以外の修理は扱っていないので注意!
マフラーが大流行していた時期はコピー品が多く出回り、タグの裏地がバサバサであることや重量感などで見分けができていました。最近では、そのような点も大きく改善されたコピー品が多いので、見た目だけでは見分けが付きにくくなっています。
バーバリー直営店では、アウターウェア以外のアパレル製品の修理は扱っておらず、正規品か否かの鑑定も行っていないので気をつけましょう。