「ヒステリックグラマー（HYSTERIC GLAMOUR）」は、ファッションデザイナーのキタムラ・ヒデヒコ氏（北村信彦）が1984年に設立した日本発のファッションブランドです。
ヒステリックグラマーについて
ヒステリックグラマーの設立当初は、レディースファッションをメインに手がけていましたが、その後はメンズやキッズ向けのファッションも続々とスタートさせ、ロックやアートなどのカルチャーを取りいれた独特なデザインのアイテムを多く世に送りだしてきました。
時代の流れに左右されない独自のスタイルを追求していきたヒステリックグラマーのアイテムは、人気のデニムパンツやＴシャツを中心としたアパレルウェア、レザーを使った財布やバッグ、ベルト、さらにはアクセサリーや小物などが展開されています。
海外セレブもカジュアルファッションの要素として、ヒステリックグラマーのデニムやＴシャツを愛用していることが多いようです。
日本ではHYS(ヒス)と呼ばれる相性で若い世代を中心に人気があります。
これまでのデザインや製造技術を守りながら、リメイク（ダメージ加工や色落ち加工など）を施したデニムパンツは時代を問わずつねに人気を維持するアイテムです。細身のシルエットや素材の良さが大切にされており、ホワイトやブラックを基調にしたロックファッションが高く評価されています。
日本国内をはじめ世界各国に正規ショップが点在していることからも、ファッションブランドとしての人気の高さが証明できているといえるでしょう。
ヒステリックグラマーの正規品・コピー品の見分け方
◎正規品とのパーツの違いを見極める
ヒステリックグラマーのコピー品には、正規品では使われていない「パーツ」や「形状」が違うものが多く使われています。正規品があれば正規品とコピー品の違いに気づきやすいでしょう。
ヒステリックグラマーのアイテムで使われているスナップボタンやタグをよく見ると、細かいデザインや文字が記されていることがあります。ブランドロゴの書き方や字体が違うときには、コピー品である可能性が高いといえるでしょう。
尚、販売された時期によって使われているパーツや素材が変更されていることもあるので、これだけの情報で完全に見分けられるという保証はありませんのでお気をつけください。
◎素材とデザインの良さをみる
ヒステリックグラマーは設立当初からデザインや素材の良さに大きなこだわりを持っていることから、時代に流されない独自のスタイルを確立してきました。
細身のシルエットを大事にしているため、デザインや素材が少し違うだけでサイズや見栄えに影響してきます。コピー品は低価格な素材や製造技術の低さが原因で、ブランド特有のタイトな印象がなく大きめに仕上がっていることがあります。
ヒステリックグラマーの正規品をよく着用している人であれば、コピー品を着用したときのフィット感のなさに違和感を覚えるかもしれません。