モスコット（MOSCOT）

「モスコット（MOSCOT）」は、1899年にハイマン・モスコットがアメリカ、ニューヨークで始めたアイウェアブランドです。

息子のソル・モスコットが1915年に、レヴィンストリートの94番地に路面店を最初に開いてから100年以上経つ老舗ブランドです。

モスコットについて

ハイマン・モスコットやその息子たちが作りだすモスコットのメガネやサングラスの素晴らしさは、アメリカを中心に人気を集めて、現在では世界的なアイウェアブランドとして世界中で親しまれています。

先代から受け継いだ伝統やデザインは４代目が経営する今でも大切にされており、モスコットの特徴でもある「古風でシンプルなメガネ」は何げない生活の一部として定着しています。

モスコットのメガネやサングラスは、オリジナルフレーム時代や流行りに流されないクラシカルで丸みのあるデザインが多く、熟練の職人さんが一つずつ丁寧に作りあげています。

モスコットの代表的アイテムは「レムトッシュ」というメガネで、歴代の政治家やアーティスト、映画俳優、小説家などの文化人に愛用されてきたことでも有名です。

黒や茶系の配色で落ち着いた雰囲気をかもすメガネが定番ですが、最近ではカジュアルファッションにもビジネスにも使えるカラーバリエーションが増えて、オシャレで洗練されたアイテムは幅広い年代から大きな支持を得ています。

アメリカをはじめ海外にもショップを増やしていますが、日本国内では2015年に東京・青山に初の路面店がオープンしたことから始まり、現在では全国各地にモスコットショップが点在しています。

モスコットのメガネやサングラスの正規品は。定価で5万円以上することもある高級品です。そのため、新品のアイテムが半額以下、または１万円以下で販売されているようなときは、コピー品であるケースが高いといえるでしょう。

モスコットのアイテムに付属されている「メガネケース」は、雑な作りになっていることも多く、ブランドネームやロゴが鮮明でないようなとき、フォントの形や大きさが違うときには注意しましょう。

メガネケースに記載されているブランドネームやロゴは、印刷ではなく刻印となっていることもよく確認しておきたいポイントです。

メガネケースのほかモスコットの付属品には「メガネ拭き」やメガネケースを包装する「箱」などがついています。コピー品ではこれらの付属品の品質が低くいことが多く、使用している素材も安いものばかりといったこともあります。

モスコットのメガネやサングラスについているメガネ拭きは、デジタルプリントされたオリジナルのデザインが印象的です。正規品の見栄えや使い心地をくらべてみると、コピー品は安っぽい色合いで素材も薄く、触り心地も悪かったりします。