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【合金の種類】純金と合金の違いって?配合する金属の割合によって異なるカラーバリエーション

金買取をしようと思い立ち、インターネットでいろいろと金や買取りについて調べていると純金、それに合金という文字を何度も目にする機会があるでしょう。

純金は純度が100%(99.99%以上)の金のことをいいます。

そして、今回ピックアップしている「合金」は、簡単にいえば純度が100%でない金のことです。これだけでは大ざっぱすぎて分からないので、もう少し詳しく合金について見ていきましょう。

 

金買取を利用する前に覚えておきたい「合金」のこと

「合金」とは、すなわち二種類以上の金属を混ぜあわせたモノのことです!

柔らかくて薄く延びる性質を持つ金は、それだけではアクセサリーなどの装飾品に仕上げることができません。たとえば、100%の24金(純金)は、細かい装飾や加工ができません。一般的なアクセサリーを作るのに向いているといわれる純度は、75%の18金の合金からです。

このことから、金に細かい装飾をして形作るためには、銀や銅といったほかの金属を混ぜあわせて「強度」をつける必要があるのです。

金に、ほかの金属をどのくらいの割合で配合するかによって、合金をさまざまな色に仕上げることができます。

 

 

配合する割合によって違う合金のカラーバリエーション

◎ホワイトゴールド

男女問わずに人気がある合金といえば、「ホワイトゴールド」です!

貴金属の最高級品プラチナのような輝きを持つホワイトゴールドですが、純金に配合している金属は「銀」と「パラジウム」です。

75%の18金に対して、残りの25%を3:2の割合で銀とパラジウムを配合させます。18金のほか、14金ホワイトゴールドという種類もあります。

白色金とも呼ばれることもあるホワイトゴールドですが、元の色は少し黄色が混じった色合いをしていることから、仕上げに「ロジウムコート」をかけることで白っぽくみせているのです。ロジウムコートは年々色が落ちてくるのですが、再加工することで何度も白さを取りもどすことができます。

ホワイトゴールドで配合されているパラジウムはとても高価な金属であることから、ほかの合金とくらべると購入価格が高額になるといった特徴があります。

 

◎ピンクゴールド&レッドゴールド

合金の中で、もっとも強度が高いとされるのが「ピンクゴールド」や「レッドゴールド」です。

ピンクゴールドには、おもに「銀」と「銅」を純金に配合しているのですが、銅を多く入れて赤みをだし、さらにパラジウムを加えることにより赤ではなくピンクの色味に仕上げることができます。ピンクゴールドは可愛らしい印象とデザインが豊富であるということから、女性に大人気のカラーです。

レッドゴールドは、「2:3の割合」で銀と銅を純金に配合します。レッドゴールドは赤みが強いため、気品やゴージャスなイメージが強い合金です。

 

◎イエローゴールド

黄色味が強い「イエローゴールド」を使ったアクセサリーは、とくに男性を中心に人気があるようです。

純金に「3:2の割合」で銀と銅を配合しています。配合する分量を少し変えるだけで色合いにも変化をもたらすことができます。ほかの合金が色の変化や色褪せという不安定さがあるなか、イエローゴールドは変色がほとんどないということが大きな魅力です。色の変化がなく、その色合いを長くキープできる安定性の高い合金ともいえるでしょう。

 

◎グリーンゴールド

「グリーンゴールド」の18金は、「純金75%と銀25%」を配合した合金です。ほかの合金にくらべて強度が低いグリーンゴールドは、耐久性に若干不安があります。

すっきりした緑色や青みがかった色合いに見えますが、自然に溶け込むような優しい色は最近じわじわと注目を集めています。

強度が低いことからキズがつきやすいというデメリットがありますが、時間が経つにつれ色合いが変化してくるため金属独特の色の変化を楽しむことができるメリットもあります。

 


一口に「合金」といっても、今回ご紹介したように純金にほかの金属をどれだけ混ぜるかによっていろいろなカラーバリエーションを楽しめるという点では選択の幅が広がりますよね。

金買取は、どれも純金だけを対象にしているわけではありません。いまお持ちの合金のアイテムにどれだけの価値がつくかは、プロの鑑定士に査定をしてもらうのが一番です。買取りしてもらえないと諦めるまえに、一度無料の買取査定にだしてみてはいかがでしょうか。

 

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