「金買取」とは、金や金が含まれた製品を金買取業者やそのほかの買取業者が買取りをして現金にかえることができる売買のことをいいます。
いま持っている金が本物か偽物であるのかを自己判断して諦めてしまうまえに、プロの鑑定士に判別をしてもらうために一度無料査定を受けるのをおすすめします!
目次
金買取について
「金買取」をするときには、金の形状や重量、相場、純度など、いろいろなことを考慮して査定金額を導きだします。
金買取サービスを取扱う業者は、「金買取の専門業者」をはじめ、「リサイクルショップや「オークションサイト」、「ブランド品買取業者」などです。
最近は、店頭査定以外にも郵送やインターネットからの申請だけで便利に金買取を依頼できるようになりました。お店に足を運ばなくても金の査定や買取りをしてもらえるので大変便利です。
金買取の特徴で覚えておきたいこと
◎金の相場は日々変動する
金買取の大きな特徴として、「相場や価格が日々変動している」ことをまずは覚えておきたいです。金を買取りにだすときだけでなく金を購入するときも同じですが、金の価値や重量によって毎日価格は変動します。
◎金は消耗品ではない
金だけでなく、ブランド品や中古品を専門に買取りしている業者も多くありますが、ほかの買取業者と金の買取業者では大きく異なる点があります。
たとえば、ブランド品や中古品はであれば製品が販売された日や消耗度などが査定に影響します。一方で金は消耗品ではないので、加工されている、中古品であるといったことは関係なく、「金の純度や重量」などが影響して査定金額が決まります。
金を買取りしたあとは溶解してから形を変え、また新たな製品として再利用されるため、純度の高い金であればあるほど高額な買取金額が期待できるのです。
金買取と金の純度
金の買取金額を決めるには、金の重量のほか「金の純度」がポイントになります。
インゴットやアクセサリーなど、金はさまざまな形に加工されて人びとの手にわたります。そして、金の純度は金の配合率により「24分率」に分かれています。よく耳にする純金は、純度が100%(99.99%以上)の金のことをいい、24金とも言われることがあります。純度が高いほど価格が高額になるため、純金は間違いなく最高級の金だということです。
アクセサリーとして加工された金もまた、金買取の対象製品です。
18金や14金と呼ばれる製品がありますが、純度は75%や58.5%です。純金以外の製品は、金以外の金属を混ぜてある合金であることから、デザインや色のバリエーションをいろいろと選ぶことができます。
金で資産運用をしている人は純度の低いアクセサリーではなく、純金のインゴットにして保有していること多いようです。
「金資産」を持っていて安全なの?
・実物資産と呼ばれる「金」
世界の経済や情勢に大きく関係している「金」ですが、昔から株式や債券などの資産にくらべて「安全な資産」だといわれることがあります。
株や債券、さらには通貨などの紙の資産は発行する会社の倒産や国の信用度下落によっては、価値がなくなる(無価値)といった大きなリスクがつねにあるといわれています。
それに対し、価格は下がることはあっても価値が失われることはない金は「実物資産」と呼ばれ、安全な資産であるといわれているのです。
・金資産をインゴットとして保管する
金をアクセサリーや装飾品としてたしなむ人もいますが、資産の一部として金を保有するときには売買をしやすくするために金を金属の塊、すなわち「インゴット」として保管していることが多いようです。
・金売買が活発になる=世界的な金融不安
金の売買が活発になる条件としては「世界的な金融不安」がポイントになります。
金融不安により通貨や株、債権といった資産は下落してしますので、実物資産である金を買い求める人が多くなるのですね。
反対に、景気が回復すると通貨や株、債権の価値や信用度は上がるため、金の価値が下がり価格も下落する可能性があるということです。
「金買取」については、一般的な買取サービスとは違うことも多いことを覚えておきましょう。消耗品でない金は価値があると評価されれば、その時点での金相場に沿って買取りをしてもらえるのです。
これから金買取をはじめて利用しようと思っている方は、金や金買取に関する基本知識をできるだけ多く抑えることで後悔のない金買取を実現させていきましょう!