金買取をするときに特に気になることといえば、買取価格や高価買取にするための方法でしょうか。
しかし今回は、そういった金買取の基本情報ではなく・・・、できれば知っておいたほうが良いような「金買取のちょっとした豆知識」に着目していくつかまとめています!
◎金買取業者によって金の買取価格の決め方が違う!?
はじめに、金買取についてちょっと知っておきたい豆知識として「金買取業者によって金の買取価格の決め方が違う」ということをご紹介します。
金買取業者によっては、金を買取ったあとの金の流通先が違うため、金の買取方法や買取価格も大きく異なることがあるのです。
たとえば、純金製品の買取りが大半を占める業者であれば、単純に金の重量や純度を考慮して買取価格を設定することが多くなります。この場合は、デザイン性に長けている貴金属であっても、重量や純度以外の部分についてはあまり評価されません。
一方で、ブランド品の買取りに力を入れているような業者であれば、ブランド力や世間の流行りを重視するので、重量や純度が同じであっても人気のブランドであることで買取価格がさらに高額になることがあります。
◎金以外の査定もできる買取業者ってどうなの!?
インゴットのような純金ではなく、合金のアクセサリーや宝石が装飾されたジュエリーを持っている方は、買取業者をとくに慎重に選ぶ必要があります。
金の査定に絶対な自信を持っている金買取業者がいますが、実際には金の査定にプラス、「宝石」や「ブランド品」の査定もできる業者であることが重要なポイントになります。
金については詳しくても、宝石やブランド品にはめっぽう弱いという業者にジュエリーの買取査定を依頼してしまうと、実際の価格相場よりも低い価格で査定されてしまう可能性もあるからです。
最高級の宝石が装飾された金製品は純度や重量が同じ純金にくらべて、高価買取が期待できます。このことからも、純金以外のアクセサーやジュエリーを持っているときには「金以外の査定もできる業者」を選ぶことがポイントです。
◎意外と知らない地金の売却と税金について
金を資産運用している投資家に多いのが、インゴットの売買です。
価格変動があっても紙資産のように価値がなくなるものとは異なり、金は実物資産として一生価値が残るためその希少価値はとても高いのです。
純度が高くて、ほかの金属が配合されていない純金の地金(インゴット)を実際に買取りに出すときには、査定内容に承諾して買取成立、それから買取価格を受け取って終わり・・・ということではないのです。
地金を売却して得られた所得は、譲渡所得となり「課税の対象」になることを決して忘れてはいけません。
所有期間が5年以下、または5年以上であるかによって課税対象となる金額を算出する計算方法が違います。そのため、地金の売却で発生する税金や確定申告については金買取業者や税理士などによく相談しておきましょう。
今回は知っているようで知らない金買取についてのちょっとした豆知識を3つご紹介しました。このような知識は金買取の一部であり、深く知ろうとすればするほど為になることがたくさんあります。金や金買取に関するいろいろな知識や情報を集めて、後悔のない金買取になるように働きかけていきましょう。