「アバクロンビー&フィッチ(Abercrombie & Fitch)」は、デイビット・T・アバクロンビーが1892年に創業したアメリカ、ニューヨーク発のカジュアルファッションブランドです。通称、アバクロと呼ばれるブランドは、若い世代の男女を中心に人気を誇っています。
アバクロンビー&フィッチについて
アバクロンビー&フィッチのアイテムは、レディースやメンズをはじめ、キッズウェアなどを幅広く展開しています。使用する素材にこだわりを持ったおしゃれで使いやすいデザインのほか、機能面で優れたアイテムを多数販売していることが特徴です。
もともとはアウトドア関連のアイテムの販売から始まり、その後にエズラ・フィッチがブランドに加わったことを機に、アウトドアからカジュアルファッションブランドとしてシフトチェンジしました。
現在のカジュアルウェアは、アウトドアウェア時代の着心地の良さや機能性を残したまま、普段の生活でも使いやすい身近な製品を多く展開しています。なかでも、冬の時期に人気が高まるダウンは男女問わずに人気があり、愛用している海外セレブや日本の著名人も多くいます。
アメリカ国内だけでもショップが350店舗以上あるとされるアバクロンビー&フィッチですが、日本国内にも旗艦店のほか正規オンラインショップがあります。
アバクロンビー&フィッチの正規品・コピー品の見分け方
◎刺繍や縫製をチェックする
手の届きやすい価格で販売さているアバクロンビー&フィッチのウェアは、コピー品が多く出まわっているようです。
正規品とコピー品を見分けるために注意したいのが「刺繍」や「縫製部分」です。ほかのブランドにくらべるとお手頃価格といわれることがありますが、決して安いブランドではないので一度購入したら長く使えるように工夫されています。
コピー品の全体的な印象は正規品にくらべて作りがアバウトで安っぽいということです。正規品の刺繍は縫い目の密度が濃くて頑丈な作りになっているのに対し、コピー品は密度が薄くて縫い目が粗い印象があります。それに、糸が解けてきそうな部分やデザイン、形が微妙に異なるのがコピー品です。
さらに、コピー品の刺繍ロゴの部分は重厚感がなく粗末なロゴになっていて、縫製の面でもお世辞にもキレイとはいえないことがよくあります。
◎ラベルをよく確認する
正規品とコピー品を見分けるために製品の裏地に付いている「ラベル」をよく確認してみましょう。ラベルには生地の素材や洗濯表示がされており、ここで変な日本語や漢字、カタカナなど、誤字脱字があるときは注意が必要です。
発送元が中国や日本国外であるときにコピー品が多いとされていますので、購入前に発送元や返品が可能か否かをよく確認しておくと安心です。