カルバン・クライン(Calvin Klein)
「カルバン・クライン(Calvin Klein)」は、1968年にブランド名にもなっているデザイナー、カルバン・クライン氏により設立されたアメリカ、ニューヨーク発祥のファッションブランドです。
カルバン・クラインについて
カルバン・クラインではもともと、コートなどの服飾アイテムをメインに販売していました。一方で、1970年代からはスポーツウェア部門を立ち上げて、その後は香水や化粧品、さらには大ヒットなったデニムやアンダーウェアなどを展開してきました。
日本ではファーストラインの製品よりも低価格なセカンドライン、「カルバン・クライン・プラチナム・レーベル(以前はckカルバン・クライン)」が有名です。
財布やバッグ、時計など、ほかのブランドでは高額になりやすいアイテムも比較的安く購入できることから若年世代にも人気があるブランドになっています。
少し前まではカルバン・クラインのデニムが流行っていました。しかい、ここ十年ほどは海外セレブやスポーツマンの多くが使用していることから、アンダーウェア部門が飛躍し、人気を集めています。
カルバン・クラインの正規品・コピー品の見分け方
◎見分けが付きやすいコピー品
カルバン・クラインの正規品そのものが安価であるため、コピー品に関しては破格の安さで販売されていることがあります。海外の露店で出回っているコピー品の中には、カルバン・クラインでは取扱いのないアイテムにブランドロゴを印刷しただけのお粗末なコピー品もあります。
海外ではまったく関係のないデニムにカルバン・クラインと書かれたパッチを貼りつけていることもあるため購入してしまわないように気をつけましょう。
◎アンダーウェアはコピー品が多い
カルバン・クラインのアンダーウェア部門は、とくに高い人気を誇っています。なかでもメンズ向けの製品としてボクサーパンツが人気ですが、その分コピー品も多く出回っているので注意しましょう。
正規品を購入して着用したことがある人であればコピー品との違いに気づきやすいとされています。正規品は履き心地の良さを優先するためにタグが外されています。コピー品のなかにはタグが付いてしまっているうえ、記載されている製品表示もデタラメなことがあります。さらに、マイクロファイバーとネーミングにある製品にコットン素材が含まれているときはコピー品であると考えて良いでしょう。
また、同じサイズ表記であるにも関わらず、正規品とコピー品では実際のサイズに大きな差があります。コピー品は裏地のゴムや接着部分の縫製がかなり雑であり、正規品の丁寧な縫製とくらべるとすぐにその違いに気がつくでしょう。
正規品の平均価格が3,000円ほどであるのに対し、1,000円くらいで販売されているようなときはコピー品である可能性が高くなります。