ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、旅行鞄のアトリエとしてルイ・ヴィトン氏により1854年に設立されたフランス、パリ発祥のファッションブランドです。
ルイ・ヴィトンについて
ルイ・ヴィトンは、荷造り用のスーツケース鞄が皇族の一人に気に入られたことから、その名を世界に広めました。
鞄や財布、ダイアリーケースにキーケース、小物類、さらには洋服やマフラーなど、さまざまなジャンルの製品を多く展開しています。
伝統的な「ダミエ」や「モノグラム」などのデザインは、品質の高さや上品な見た目から男女兼用で使えると人気があります。
日本国内でのルイ・ヴィトン人気は凄まじく、年齢や男女に関係なく愛用されています。デザインの美しさをはじめ、実用性が高いブランドであることも人々の関心を強く引きつける理由といえるでしょう。
ルイ・ヴィトンの正規品・コピー品の見分け方
◎モノグラムのロゴを確認する
ルイ・ヴィトンは早い時期からコピー商品が流出することを予想した商品対策を行ってきました。
モノグラムはその代表であり、「LOUIS VUITTON」の頭文字をとったLとVのロゴを花や星の模様と組み合わせたデザインになっています。
このロゴ文字の上には®マークが入っているのですが、この®の○とLOUISの○、VUITTONの○は、すべて同じ形になっているのが正規品の特徴です。コピー品のなかには、LOUISとVUITTONの○が数字の0になっていることもあるため見分けやすくなっています。
◎素材や縫製を確認する
鞄や財布などアイテムは、正規品であればしっかりとした素材が使われていることがポイントです。コピー品だと、接合部分のゴムのような状態のため耐久性に乏しく、キズがつきやすく壊れやすいといった特徴があります。
デザインの面でいえば、鞄の表面に繋ぎ目などの縫製を施したデザインは正規品にはありません。もし、このような変な縫い目があったときには、コピー品だと考えていいでしょう。
また、ルイ・ヴィトンは職人さんの類まれな技術により一つずつ丁寧に作られているため、縫製が雑なときはコピー品である可能性が高いでしょう。正規品と比べてなくとも、「縫製が雑なコピー品」は見分けがつきやすいでしょう。
これから先、何十年と長く使えるアイテムを製造しているルイ・ヴィトンですので、縫製の方法や金具をつける位置などはとくに徹底されています。縫い目に歪みはありませんし、金具の大きさや取りつける位置は設計をする段階で正確に決まっているのです。
◎シリアルナンバーがあるかで見分ける
上記の見分けポイントのほか、さらに簡単な見分け方として「シリアルナンバーがあるかで見分ける」という方法があります。
ルイ・ヴィトンのすべての製品には、それぞれにシリアルナンバーが決まっており、製造された年と月、工場などを知ることができます。この番号がないときは明らかにコピー品だということを覚えておきましょう。